猛暑の中、デスクワークがつらい…でも扇風機だと邪魔になる…
そんな悩みを解決してくれたのが、ニトリの22cm ACサーキュレーターです。
静音&コンパクト設計で、デスク周りにもぴったり!
しかも4000円以内というコスパの良さと、分解して水洗いできる、メンテナンスのしやすさも魅力。
というわけで、今回はニトリの22cm ACサーキュレーターを実際に使ってレビューしました。
- 実際に使ってみた感想
- シーンでの活用例
- デメリットに感じた、正直なレビュー
これからサーキュレーターの購入を検討してる方は、ぜひ参考にしてみてください。
使用用途
今回は、デスクで作業をしているときに、扇風機のように直接風を当てて使いたいと思い、購入しました。
「直接当たるんだったら扇風機でしょ」と思われるかもしれません。
サーキュレーターの方が風量が強く、コンパクトで場所を取らないので、こちらで涼みたいと思っていました。
もし音がうるさかったり、サイズが大きすぎてデスク周りに置きづらかった場合は、部屋干し用として使い回そうと考えていました。
そういった汎用性の高さもサーキュレーターの良いところです。
ちなみに、現在は5月にもかかわらず、室温が34度と真夏のような暑さが続いています。
これで3台目のサーキュレーター
実は、すでに我が家にはサーキュレーターが2台あります。
1台目は、電子機器の冷却用として使っています。
以前は熱がこもりやすく、バッテリーが膨張してしまったこともありましたが、サーキュレーターを設置してからはそのようなトラブルがなくなりました。
2台目は、部屋干し用です。
洗濯物を室内で干すため、サーキュレーターで風を当てて早く乾かし、部屋干し臭を防いでいます。
部屋干しについての詳しい記事はこちらから。
製品スペック・特徴
製品スペックはこんな感じ。
品名 | 22cm ACサーキュレーター |
品番 | FS2DN BK |
定格電圧 | AC100V |
定格周波数 | 50Hz/60Hz |
定格消費電力 | 30W (50Hz)/28W (60Hz) |
首振り角度(約) | 左右自動60度/上下手動90度 |
最大風速(約) | 6.1 (m/s-60Hz)/6.3 (m/s-50Hz)(最大風量運転時) |
風量調節 | 3段階 |
外形寸法(約) | 幅232×奥行232×高さ312mm |
質量(約) | 2.15kg |
コードの長さ(約) | 1.5m |
主な材質 | ABS樹脂 |
リモコン | 無し |
価格 | 3992円 |
詳しくより詳しい情報は、公式サイトを参照してください。
開封
梱包は発泡スチロールの型でしっかり保護されており、本体にはビニール袋がかぶせられていました。

今回は店舗で購入しましたが、この梱包ならオンラインで購入しても安心できます。

サイズ感
全体はこんな感じ。




サーキュレーターとしては、やや大きめかなという印象です。
大きさは、成人男性が指を広げた手のひらほどあります。
重さは約2kgで、軽量とは言い難いですが、特別重たいというわけでもありません。
「ものすごく大きい」「持ち運びが大変」というほどではないです。
上部には持ち手があるので移動が難しかったり、設置場所に困ったりすることはありませんでした。

デザイン
カラーはマットなブラックで、光沢がないため手垢や指紋が目立ちにくいのが特徴です。
白系の製品だと時間が経つにつれて黄ばみが気になりますが、ブラックならその心配もありません。
ガードの隙間は子どもの指が入る程度の幅ですが、羽根自体が小さく、奥まった位置にあるため、指が届きにくく安心です。
電源コードの長さは1.5mで、短すぎず長すぎない、ちょうど良い長さだと感じました。
風量
風量は3段階で調節できます。
今回は、1m離れた場所にサーキュレーターを設置し、静音性や風の強さを体感してみました。
僕の体感はこんな感じ。
段階 | 音の大きさ | 風の感じ方 |
1 | 無音に近い | やわらかく包み込まれるような優しい風 |
2 | 耳をすませば分かる程度 | 春の心地よい風に当たっているような快適さ |
3 | しっかり聞こえる | 強風、直で当たるとやや強すぎる、部屋干し向き |
今回の使用用途である「デスクで直接風を当てて使う」場合、2段階目の風量がちょうどよく、音もほとんど気になりませんでした。
1段階目の風量は、赤ちゃんやペットへ風を当てるときにちょうど良いと感じました。
やさしく穏やかな風なので安心して使えます。
一方、3段階目はしっかりとした風を感じられるため、部屋干しの洗濯物を乾かす際にとても効果的です。
首振り
首振りが左右に自動で60度、上下に手動で90度動きます。




左右の向きは自動モードで調整するか、本体を一度持ち上げて手動で合わせる必要があります。
上下の角度調整は、0度・30度・60度・90度の4段階で設定可能です。
完全に自由な角度調整はできませんが、これだけのバリエーションがあれば十分実用的だと感じました。
メンテナンス
このサーキュレーターは分解して水洗いできます。
サーキュレーターって、結構ホコリが付きやすいんですよね。
なので、分解できる、しやすいというのは大きなメリットです。
取り外し方はこんな感じ。
前ガードを外す
前ガードの上部に印があり、正面から見て左に回すと外れます。


羽根のネジを外す
羽根のネジは時計回りに回して外します。

羽根を外す
ネジを外した後、羽根はそのまま真っすぐ引き抜くだけで取り外せます。
後ガードを外す
後ガードも同様に、ネジを外して真っすぐ引き抜くことで本体から外せます。


他のサーキュレーターでは分解できなかったり、できても手順が分かりにくいものもありました。
説明書に図解も載っていて、構造もシンプルなので直感的に分解できます。
デメリット
4000円以内でこのクオリティなら大満足なのですが、ここは気になるなというところ紹介していきます。
角度調整惜しい
角度調整は上に最大90度まで可能ですが、4段階のみで細かく自由に調整できないのが少し残念です。
また、もう少し下向きにできれば、デスク作業中も目が乾かず、さらに快適だったと思います。
サイズが少し大きい
他メーカーのサーキュレーターと比べると、やや大きめでコンパクトさには欠けます。
とはいえ、扇風機と比べたら小さいので、邪魔だなーと感じることはありません。
左右の首振りが小さい
60度では首振りが小さいように感じます。
今回のように直接風を当てて使う分には問題ありませんが、扇風機のように広範囲に風を送りたい方には物足りなく感じるかもしれません。
また、シンプルなデザインのため、どこからどこまで動くのかが分かりづらいです。
一度首振り範囲を確認し、必要に応じて本体を持ち上げて調整しなければならないのは、やや手間に感じました。
つまみが固い
風量を調整するつまみが固く、切り替えにくいです。
凹凸があるので滑りにくいものの、その固さゆえに指が食い込んでしまいます。
これだったらリモコンがあると良かったなと感じました。
電源がコンセント式
電源はコンセント式なので、場所を選ぶ点がデメリットと感じる方もいるかもしれません。
USBタイプのサーキュレーターであれば、充電してどこにでも置けるという利便性がありますが、この製品はその点でやや不便さを感じました。
おすすめの方
- 4,000円以内でコストパフォーマンスの良いサーキュレーターを探している方
- デスクワーク中に、直接やさしい風を当てて涼みたい方
- 部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい方
- 赤ちゃんやペットのために、やさしい風を送りたい方
- 分解して丸洗いできる、メンテナンスしやすいサーキュレーターを求めている方
静音性や風量の調整幅が広く、デスクワークやリビング、寝室など幅広いシーンで活躍してくれます。
やさしい風からしっかりした強風まで3段階で調節できるのは良いですね。
赤ちゃんやペットにも安心して使え、部屋干しの洗濯物を効率よく乾かしたい方にもぴったりです。
さらに、分解して水洗いできるため、ホコリが付きやすいサーキュレーターでも清潔に保ちやすいのが大きな魅力の一つ。
4,000円以内という手頃な価格帯で、コスパ重視の方にも自信を持っておすすめできる一台です。

僕も別部屋用にもう一台欲しい!
さいごに
今回はニトリの22cm ACサーキュレーターをレビューしました。
- 製品スペック・特徴
- 品番 FS2DN BK
- 首振り角度(約) 左右自動60度/上下手動90度
- 風量調節 3段階
- リモコン 無し
- 価格 3992円
- デメリット
- 角度調整惜しい
- サイズが少し大きい
- 左右の首振りが小さい
- つまみが固い
- 電源がコンセント式
- おすすめの人
- 4,000円以内でコストパフォーマンスの良いサーキュレーターを探している方
- デスクワーク中に、直接やさしい風を当てて涼みたい方
- 部屋干しの洗濯物を早く乾かしたい方
- 赤ちゃんやペットのために、やさしい風を送りたい方
- 分解して丸洗いできる、メンテナンスしやすいサーキュレーターを求めている方
用途にあった風量調整ができるため、これ1台あれば汎用性が高いと感じました。
これからサーキュレーターの購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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