メルトン?ウールモッサ?違いを解説

ファッション

あれ、この生地ってメルトンだっけ?ウールモッサだっけ?

こういうこと良くないですか。

僕自身仕入れる際もどっちがどっちかわからなくなることが多々あります。

今回は実際に写真を用いながらメルトンとウールモッサの違いを紹介していきます。

メルトン

ダッフルコートやピーコートなど冬のアウターによく使用されるメルトン生地。

織物生地を強く縮絨し、表面の毛羽を剪毛したもの。

と言われてもわからないですよね。

要は、織った生地をギュッとして、表面の毛を刈ったものです。

生地の表面がフェルトのような風合いになっています。

ウールモッサ

こちらも織物生地を強く縮絨しますが、表面を起毛し、毛足を立たせた状態で短く剪毛したもの。

要は、織った生地をギュッとして、表面を起毛させ短く刈ったものです。

モス、苔のような手触りになります。

メルトンと比べて表面がふんわりしています。

モッサは造語

モッサは日本の造語です。

表面がモス、苔のような感じなのでそこからモッサまたはモッサーと言われるようになりました。

生地の重さ

一般的にメルトンよりウールモッサの方が軽いと言われていますが、重量的にはどちらもあまりかわりません。

ウールモッサは生地の風合いが軽いということです。

生地の表面がふんわりしているため、ズッシリした感じではないです。

生地の硬さ

今回用意しているものはオーシバルのメルトンジャケットと、ダントンのウールモッサジャケット。

メルトンジャケットのほうが柔らかいです。

軽く押すだけでもシワが入ります。

一方、ウールモッサの方は生地が硬く、ハリ感があります。

軽く押しただけではシワが入りません。

ウールモッサの方がなんとなく柔らかそうに思えますが、必ずしもそういうわけではないですね。

メルトンだから生地が硬いとか、ウールモッサだから柔らかいということはないです。

ものによって違うので判断するときは生地の表面で判断しましょう。

さいごに

今回はメルトンとウールモッサの違いについて紹介していきました。

毎年冬になるとどっちがどっちかわからなくなって、調べても画像がなかったりでよくわからないとなっていました。

どっちの方が良いとかもないので、着こなし方や好みによって選んでもらえればなと思います。

これからもアパレルの疑問点など紹介していきます。

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