「リーバイス501ってダサい?」「どう着こなせばいいの?」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、僕も同じ悩みを持っていました。
501は150年以上の歴史を持つジーンズの王道。
その魅力と着こなし方を知れば、あなたのワードローブに欠かせない1本になるはずです。
今回は、リーバイスの501を実際に購入してみたので、レビューしつつ解説していきます。
- リーバイス501の魅力
- リーバイス501に関する悩みとその解決策
古着501や、サイズ感、洗濯方法など、実用的なアドバイスも盛りだくさん。
これからリーバイスを履いてみようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
リーバイス501の歴史
リーバイス501は1873年に誕生しました。
元々は労働者向けの丈夫なワークパンツとして開発されましたが、時代とともにファッションアイテムとしての地位を確立していきました。
1890年に「501」という名称が付けられ、1901年には現在の5ポケットスタイルになっています。
その後、細部のデザインや製造方法に変更はあったものの、基本的なシルエットは変わっていません。
定番モデルとしての地位

リーバイスと言ったらこのモデル。
501がイメージとして定着しているのは、その普遍的なデザインと高い品質によるものです。
読み方は「ゴーマルイチ」で、海外では「ファイブオーワン」と呼ばれています。
アルファベットの「O」ではなく、数字の「0」です。
ストレートシルエット

リーバイスの型番は基本的に裾先の形で変わります。
501の最大の特徴は、裾先まで真っ直ぐなストレートシルエットです。
「THEジーンズ」と呼ぶにふさわしい王道的なデザイン。
時代によって細部の形状は変化していますが、このストレートシルエットは今も変わっていません。
ボタンフライ

501のもう一つの特徴は、ジッパーではなくボタンフライになっていることです。
これは伝統的なデザインを踏襲したものですが、現代的な観点からすると少し使いづらく感じる人もいるかもしれません。
ちなみに、同じストレートシルエットでジッパー仕様を求める場合は、502モデルがおすすめです。

慣れてくると脱ぐときに、パラパラパラっとなるのが癖になるんですけどね。
しっとりした肌触り
生地はコットン100%です。
ユニクロやGUなどでもコットン100%のデニムはよく見かけますが、それらと比べて肌触りが良いように感じました。
一見すると普通のデニム生地と変わらない、ガサッとした風合いがあります。
しかし、実際に履いてみると、どこかしっとり、ヌメッとした感触。
コットンの品質が良いのか、織り方が良いのか。
詳しいことは分かりませんが、初めて履いたにもかかわらず、どこか懐かしさや安心感を覚えました。
リーバイス501の魅力
経年変化を楽しめる
新品の501は、一見するとシンプルで特徴のないジーンズに見えるかもしれません。
しかし、501の真の魅力は履き込んでいくうちに現れます。
着用者に合わせて独自の風合いが生まれ、他にない自分だけの501が完成するのです。
マニアの中には、新品の501を糊付けして2年近く洗わずに履き続け、独自の模様をつける人もいます。
多様なスタイリング

シンプルなデザインゆえに、501はどんなスタイルにも合わせやすいという利点があります。
カジュアルからセミフォーマルまで、幅広いコーディネートに対応できる万能アイテムです。
古着501のすすめ
新品の501の魅力を最大限に引き出すには時間がかかります。
そこでおすすめなのが、古着の501です。
すでに味が出ている501を見つけることができれば、即座に魅力的な一本を手に入れることができます。
古着501のメリットはこんな感じ。
- 価格が手頃(新品の1/3程度で購入可能)
- すでに独自の風合いがある
- 豊富な在庫とサイズ展開
ただ、古着で探す際は以下の点に注意が必要です。
- 好みの色落ちやダメージ具合を見つけるのに時間がかかる
- サイズ感が現行モデルと異なる場合がある
- 状態の良し悪しを見極める必要がある
好みの模様とかを突き詰めると沼っちゃうので注意が必要です。
もうちょっとヒゲが欲しいとか、ダメージ無いのが良いとか、いい感じなのにサイズが合わないなど…
今回写真で使用しているものは古着屋で購入したもので、1週間くらい毎日探しました。
くれぐれもお気をつけください。
ヒゲとは、ジーンズの前側、脚の付け根辺りにできる線のことです。
猫のヒゲのように見えることから、この名称がついています。
リーバイス501に関する悩みとその解決策
501を選ぶ際に、悩みそうなとこをまとめました。
きつい・サイズ感が合わない
501は履き込むことで馴染んでいくため、最初はやや窮屈に感じるのが普通です。
購入時は、座った状態でウエストに2本指が入る程度のサイズがおすすめ。
ダサく見える
細すぎず、太すぎず、シンプルがゆえにだらしなく見えがち。
ですが、着こなし次第で解消できます。
トレンドのオーバーサイズシャツと合わせてYラインシルエットを作ったり、ロールアップして足首を見せるなどすればおしゃれに着こなせます。

洗濯後に縮む
コットン100%なので多少縮みます。
古着の501はすでに洗濯してあることが多いのであまりないかもしれませんが、新品のものは特に縮みやすいです。
冷水で洗い、陰干しすることで縮みを最小限に抑えられます。
乾燥機は使用せず、自然乾燥させましょう。
縮みを考慮して、1サイズ大きめのサイズを選ぶのも一つの方法です。
色落ちが気になる
ヒゲやアタリなど、色落ちを楽しむのも501の魅力の一つです。
自分だけの色落ちで個性を作り出すことができます。
また、頻繁に洗うものではないので、目立つ汚れがあったり、臭ったりしない限りできるだけ洗わないほうが良いです。

リーバイスの前CEOは年に2回しか洗わないそうです。
ボタンフライが使いづらい
現在はジッパータイプのジーンズのほうが多いので、最初は戸惑うかもしれません。
慣れるまで少し時間がかかりますが、使っているうちに操作がスムーズになります。
どうしても気になる場合は、ジッパー仕様の502モデルを検討してみてください。
さいごに
今回はリーバイスの501について紹介しました。
- リーバイス501の歴史
- 定番モデルとしての地位
- ストレートシルエット
- ボタンフライ
- しっとりした肌触り
- リーバイス501の魅力
- 経年変化を楽しめる
- 多様なスタイリング
- 古着501のすすめ
- リーバイス501に関する悩みとその解決策
- きつい・サイズ感が合わない
- 座った状態でウエストに2本指が入る程度のサイズがおすすめ
- ダサく見える
- 着こなし次第、Yラインシルエットを作ったり、ロールアップして足首を見せる
- 洗濯後に縮む
- 冷水洗い、陰干し、自然乾燥する
- 色落ちが気になる
- 目立つ汚れがあったり、臭ったりしない限りできるだけ洗わない
- ボタンフライが使いづらい
- 気になる場合は、ジッパー仕様の502を
- きつい・サイズ感が合わない
今まで何の変哲もないし、どこが良いんだろうと思ってました。
今回のようなことを知って、なぜ長く愛され続けているのかがわかる気がします。
僕は古着の501を購入しましたが、新品から育てていくのも面白そうです。
ファッションのトレンドは移り変わりますが、501のような定番アイテムは時代を超えて愛され続けています。
あなたも501を手に入れて、自分だけの物語を紡いでみてはいかがでしょうか。
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