【ファッション基礎】シルエットを理解する

ファッション

おしゃれに魅せるために「I」「Y」「A」のシルエットを意識すればいい。

ちょっと調べたらこんなことが書かれているかと思います。

そもそもなぜそのシルエットがおしゃれに見えるのか、考えたことがありますか。

上記のようなシルエットは図形に置き換えてみるとわかりやすいです。

今回は図形からシルエットを理解できるように紹介していきます。

画像付きでわかりやすく解説してますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

きれいに見える図形

人間は四角形や三角形、円をきれいに感じやすいです。

例えば次の画像、図形はどれも横幅と高さが同じです。

どれがきれいに見えますか。

デコボコしてるものより、四角形や三角形、円などのツルッとした図形のほうがきれいですよね。

なのでこれらのシルエットに整えることでおしゃれに魅せやすくなります。

しかし四角形や三角形のシルエットだからといって、きれいに魅せられるかは別。

ここからはそれぞれの図形ごとに解説していきます。

四角形 Iライン

この四角形を人の体と例えたらどれがきれいに見えますか。

おそらく右の長方形がきれいに見えるかと。

それぞれの印象はこんな感じかと思います。

  • 左…正方形は人間の体としてありえないので不自然
  • 中…縦長の長方形だが太って見える
  • 右…痩せていてスマート

すべて横幅は同じ、高さが違うだけです。

このように縦長にすることでおしゃれに魅せることができます。

コーデとしては上下細めの服を合わせるコーデです。

これがIラインシルエットになります。

モデルさんのような「身長高くて痩せてる人が何でも似合う」というのはこういうとこにあります。

見立てるもので印象が変わる

見立てるものが違ったら、きれいに見える四角形が変わってきます。

先ほどの真ん中の図形はモナリザみたいな絵画だったとしたらきれいに見えます。

他にはフリマサイトの画像。

基本的に正方形で表示されるので、長方形の画像だとちょっと見にくいなと思うはずです。

三角形 A,Yライン

先ほど同様、人の体と例えたら真ん中と右の三角形がきれいに見えます。

人間の体は縦長なので、正三角形のようなシルエットだと置物のように感じてしまいます。

三角形の良いところは縦長であればきれいに見えるところ。

先程の真ん中の四角形と同じ横幅と高さでも、きれいに見えます。

これがAラインやYラインシルエットになります。

真ん中の三角形がAラインシルエットで、トップスのボリュームを抑えて、ボトムスをボリュームのある服にするコーデです。

サッカーをしてて脚が太い方などは、Aラインシルエットを作ればきれいに魅せれます。

右の三角形がYラインシルエットで、トップスが大きめの服やボリュームのある服にして、ボトムスを細めにするコーデです。

フィジーク選手のように上半身だけ大きいという方は、Yラインシルエットを作ればきれいに魅せれます。

砂時計 Xライン

三角形と逆三角形を重ねた形の砂時計型。

ウエストが細く見えるので、上下正三角形同士のシルエットでもスタイルよく魅せられます。

これがXラインシルエットになります。

トレンチコートのベルトを締めたコーデとかがこれですね。

マッチョの方とかは上下ともにでかいですが、ウエストは細いのでこのシルエットを意識すればきれいに魅せれます。

さらによく魅せるなら図形の右のように、下の三角形を縦長の二等辺三角形にすれば脚が長いように魅せれます。

下げパンではなく、ハイウエストに履くとか。

そもそも「なぜ脚が長いとスタイルよく見えるのか」はこちらで詳しく解説しています。

円 Oライン

円の場合は四角形と同様、右がきれいに見えます。

これがOラインシルエットです。

ふくよかな体型の方はこのシルエットを組めばきれいに魅せられます。

トップスは大きめやボリュームのある服にして、ボトムスは足首にかけて細くなっているテーパードパンツを選ぶと良いです。

結構Yラインシルエットの服選びに近いです。

ふくよかな方はぴったりサイズのトップスを選んでも、Oラインシルエットできれいに魅せれます。

ただ身長が低くてふくよかな体型の方は真ん中のシルエットになりやすいので、できれば痩せたほうがおしゃれに魅せやすいです。

身長は変えられなくても痩せることはできるので、そこは頑張ってほしいなと思います。

痩せ体型にしなくとも、鍛えてウエストを細くすればXラインを組めるようにもなるので。

体型によって作りやすいシルエットが違う

ちょこちょこ解説していましたが、体型によって作りやすいシルエットが違ってきます

痩せてる人であればサイズを大きくするなどしてどのシルエットも組めますが、そうでない方は少し考えないとおしゃれに見えにくくなります。

それぞれのおすすめシルエットはこんな感じ。

  • ふくよかな方…Oライン
  • 上半身大きめ…Y,X,Oライン
  • 下半身大きめ…A,Oライン
  • 痩せてる方…全部

おすすめなだけであって必ずしも似合わないというわけではありません

例えば下半身が太くても身長が高ければIラインシルエットも似合いますしね。

体全体の比率で変わってくるので、一概に上記のようには言えません。

それにおしゃれをするだけのために生きているわけではないので、全員が痩せている必要なないと思っています。

マッチョの人は服着なくてもかっこいいですし、芸人さんなんかはふくよかのほうが面白いとかありますからね。

さいごに

今回は図形からシルエットを理解できるように解説していきました。

  • 四角形…Iライン
  • 三角形…A,Yライン
  • 砂時計…Xライン
  • 円…Oライン

シルエットが与える影響は大きいですが、それだけでおしゃれになれるわけではありません。

色だったり、光沢だったり、様々な要因も絡んできます。

別の記事でおしゃれになるコツを解説していますので、良ければそちらも見てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました