「印象に残る人・コンテンツってどんなのだろう」そんな悩みを抱えていませんか。
僕も同じ悩みを抱えていました。
しかし、100人以上の他者分析を通じて、印象に残りやすい5つの特徴を発見しました。
- よく話していること
- 頑張っていること
- 特技・詳しいこと
- 範囲が広すぎない
- いじられていること
というわけで、今回は他者分析から見えてきたことについて紹介していきます。
5つの特徴からより詳しく分析して、改善したほうが良い気づきなども書いています。
ブログコンセプトに悩んでいる方や、これからブログを始める方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
コンセプト振り返り
ブログコンセプトを変更するに当たって、ふわっとしたものはあったのですが、印象に残らなかったんですよね。
「何気ない日常からか楽しみを見つけられる」とか、「大層なことではなくてこういうのでいいんだよ」というのを書いていきたい。
ただこれだとふわっとしすぎですよね。
僕が読者の場合、このブログコンセプトとして書かれてあったら、何の人かわからないので見ようと思いません。
以前考えたコンセプトは、
「20代後半メンズ向けユニクロGU古着でシンプルおしゃれコーデが組めるようになるブログ」
でした。
ファッション系の人というのはわかりますが、イマイチ印象に残らない。
では、印象に残るとはどういうものなのかと思い、他者を分析してみました。
他者の分析
他者の印象を分析するために、思いついた人やYouTubeチャンネルをスプレッドシートに書き出してみました。
業界の人だったり、YouTuber・VTuber、ゆっくり解説など。
僕が最近見てるものから、以前見てたもの、全く見てないもののコンテンツまでいろいろ書き出してみました。
書き出したものは以下の通り。
- 人物、チャンネル
- イメージ
- 見ようと思わなかったコンテンツ
- その他思ったこと
ざっと100人くらい書き出してみました。
この分析で印象に残りやすいものには共通点があることがわかりました。
印象に残りやすい5つ
分析した結果、以下の5つの特徴が印象に残りやすいことに気づきました。
- よく話していること
- 頑張っていること
- 特技・詳しいこと
- 範囲が広すぎない
- いじられていること
これらの特徴は、その人を印象付けるための強い要素です。
1.よく話していること
特定のジャンルについてよく話していると、そのジャンルと印象が結びつきやすいです。
なので、雑記ブログより特化ブログのほうが良いと言われるのは、このためでもあるんだなと思いました。
2.頑張っていること
先ほどのよく話していることと被るところがあるんですけど、頑張っていることはその分発信してることが多いので印象が結びつきやすいです。
同じことを頑張っている方にとっては、悩み解決にもつながるので共感しやすく、印象に残りやすいのかなと。
3.特技・詳しいこと
特技や詳しいことは、その人の「売り」となります。
秀でているものがあれば、この人を頼れば悩み解決ができそうと思い出しやすいので、印象に残りやすいです。
4.範囲が広すぎない
特定のジャンルに絞っておけば、「〇〇ならこの人」という印象が残りやすいです。
何でもかんでもやってる人は結局何やってるか、何に詳しいかわからない。
そして印象に残らないなと思いました。
5.いじられていること
ミスとか個性的な特徴は印象に残りやすいです。
さきほどの特技・詳しいことの逆ですね。
ミスなんかは逆に親しみやすさも出て良いなと思いました。
名詞が印象に残る
分析を進める中で、特に印象に残りやすいのが「名詞」だということに気づきました。
抽象的な概念や方向性とかよりも、具体的な物や事柄を表す名詞のほうが印象に残りやすいです。
これに気づいたので、ブログコンセプトやブログ名に名詞を入れようと思ったんですよね。
そのほうが始めて見る方にもどんな人かわかりやすい。
初めて見るコンテンツが名前やニックネームだけでは、その人の印象を想像しづらいですよね。
なので、名詞と組み合わせることで、印象に残りやすいです。
- 「たろうのブログ」→「古着屋たろうのファッション研究所」
- 「めぐみの日記」→「めぐみの喫茶店図鑑」
こんな感じで、名詞を効果的に使用することで、個性や特徴を印象付けやすくなるなと気づきました。
ただ、この名詞を入れる際に気をつけないといけないことがあります。
範囲が広すぎると良くない
一番気をつけないといけないと思った、広すぎる範囲。
僕は「メンズファッション」のコンテンツをよく見てますが、同じようにやってるのにこの人のほうはあんまり見ようと思わないというのがあるんですよね。
その方たちって、例外なく範囲が広い。
「メンズファッション」に絞ってるとはいえども。
範囲が広すぎて、他のとこでもいいやと思ってしまいます。
たとえば、メンズファッションならこういうコンセプトなら良いなと思いました。
- コートについてめちゃくちゃ追求してる
- 日本の革靴のみに詳しい
- ベルトについて詳しい
表現が難しいんですけど、大きな括りではなくて、小さな括りのもののほうが見たくなる。
「普通名詞」より「固有名詞」、的な感じかな。
ただ、範囲が広くても印象に残る人は、絞られたイメージも一緒にあるなと。
「お金」という広いジャンルのイメージを持ってる人は、「節約」についてとか。
何か1つだけ、絞られた特技・詳しいことだったり、頑張ってることとかがあれば、印象に残りやすいことに気づきました。
最初は絞るの難しい
とはいえ、いきなり絞るのは難しいですよね。
僕も今の自分ならということで「古着屋」をコンセプトに入れてます。
本当は「古着屋」からもっと絞ったほうがいいんでしょうけど。
僕は雑記ブログとして運営していくので、古着屋と入れつつも節約だったり、趣味だったりも記事にしていきます。
たとえブログコンセプト以外のことを記事にしていたとしても、ひとまず「この人」というものであれば印象に残りやすいなと感じました。
“なんでも”は印象に残りにくいですしね。
コンセプトって名詞の方をしっかり考えないといけないのに、僕は違うところを一生懸命考えていました。
だからいつまで経ってもしっくり来ませんでした。
つまり、名詞をどこまで絞れるかがキーになってくる。
この絞った名詞をニーズに合うように年齢だったり、環境だったりが合うものが、見てくれる方の悩み解決になりそうですね。
解説系は差別化しないと
僕はジャンル問わず、解説系のチャンネルが好きです。
今ではゆっくりとかずんだもんの解説が多いですよね。
これらって同じ内容のものが多いので、結構危険だなと。
ただただ解説するだけだったらどのチャンネルでもいいので、別にそのチャンネルじゃなくてもいい。
解説に加えて、こんな要素もないと印象に残らないなと思いました。
- 主の意見とか感想を混じえる
- おもしろい掛け合い、キャラクター設定
- 実際に試した結果、感想
見ている解説チャンネルは、どれもこの要素が含まれていました。
僕は解説記事として、洗濯系の記事を書いています。
その記事は自分のことをあまり書いていなかったので、印象が残らず、すごくつまんなかったです。
メディアとかの記事で書くんだったら良いのかもしれないですが、個人ブログであの書き方は良くないなと気付かされました。
もっと実体験を書くなりしたほうが良さそう。
ライティングの仕事で書く記事と、ブログで書く記事は違うんだなと実感しました。
今後記事はリライトしてく予定なので、その際にそういうところを意識して改善していきます。
さいごに
今回は他者分析から見えてきたことについて書いてみました。
- コンセプト振り返り
- 考えたコンセプトが印象に残らないと思っていた
- 他者の分析
- 人物、チャンネル
- イメージ
- 見ようと思わなかったコンテンツ
- その他思ったこと
- 印象に残りやすい5つ
- 1.よく話していること
- 2.頑張っていること
- 3.特技・詳しいこと
- 4.範囲が広すぎない
- 5.いじられていること
- 名詞が印象に残る
- 範囲が広すぎると良くない
- 最初は絞るの難しい
- 解説系は差別化しないと
以前に自己の棚卸しをして自己分析をしていましたが、他者分析することでも見えてくるものがあるなと気付かされました。
本来、最初にやっておくべきことですね。汗
もともと、ブログコンセプトを決めるために分析していました。
ですが、記事を書いていくときにも役立ちそうです。
今後、記事を書いていくときは、こういうところを意識して書いていきます。
ブログコンセプトに悩んでいる方や、これからブログを始める方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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